|
ふたば塾 EE class(English Expression class)からのごあいさつ ― ふたば塾
私が学習塾の仕事を始めて数年たったある時、仙台のとあるレストランで、そのできごとは起こりました。
友人と夕食を共にしようと2人でレストランに入ると、店内は満員の盛況。レジにいた店員さんから待ち時間を告げられました。
お腹も空いていましたが、お目当てのレストランだったので私達は待つことにしました。
入口付近で待っていると、私達の次にやって来たお客さんは、どうやら外国の方々のよう。
私達と同じように、店員さんから「20分ほど待っていただきますがよろしいですか?」と告げられていますが、何だかよくわからないままに「はい」と返事をしているご様子。
私と友人は思わず顔を見合わせました。
「ん?(この人達は)わかってるのかな?」と。
そこで! 私の出番です。
なぜなら私は英文科卒で、友人は国文科卒だから、これが私の役割だということを私は拒否できません(笑)
卒業以来何年も英会話を「全く」していなかったのでドキドキでしたが、
Excuse me ?
You have to wait for about twenty minutes...
と、わりとスラッと英文が口から出てきました。
外国人さん達はとても喜んでくれました。
そして、 Why can you speak English ? と聞いてくれました。
(まるで、「日本人が英語を話せることにとても驚いた」とでもいうように。)
Because I learned English in university... と私は答え、そこで会話は終わりましたが、せっかくだからもう少し話せればよかったなぁ、とあとで思いました。
どこの国の人達だったのかもわからずじまい。聞いてみればよかった…。
そしてもう1つ、あとから考えたのは、
「なぜ英会話を何年もしていなかった私が、突然の場面でも話せたのか?」
ということです。
もちろん、英語は好きで「昔」よく勉強していました。
ただそれは「昔」、学生の頃のことです。
学習塾や家庭教師の仕事を始めてからは、知識としては学生の時に得た知識で足りるので、特別、自分で勉強を続けていたということはほとんどありません。
ならば、なぜ急に話せたのか?
1つ、思い当たることがありました。
それは、「中学校レベルの英文に常にふれていること」です。
生徒に教える授業の中で、私はほとんど常に、「英文にふれて」いました。
「声に出して読んで」いました。
二十年前に覚えた知識で成り立っている英文を、大人になってから、ほぼ常に、「読み続けて」いたのです。
このことに気づいた時、我ながら、目からうろこが落ちる思いでした。
そうか… 中学校レベルの英文に、常にふれていればいいんだ!
このような考えから、当塾の EE class は始まりました。
講師(私)の話す英語も、つっかえつっかえ、日本語交じりではありますが、とにかく、中学校レベルの英文にふれ続け、英語で話すことにトライし続けてみませんか?
なお、英語を「聞き取る」ほうは、私も苦手なのであまりお教えすることはできないかもしれません。
ひたすら、「話してみよう」というクラスですのでその点はご了承ください。
ただ、「話す」ことができるようになってくると、「聞く」力もそれにつれて、ついてきます。
英語の単語やフレーズが身について、なじみが出てくると、それを聞き取れるようにもなってくるのです。
これも私の経験から言えることです。
ともかく、まず文法を軽くおさらいして、話し始めてみませんか?
I'm looking forward to talking with you and enjoying it.
皆さんと楽しく話せることを楽しみにしています♪
(2013.5.12 旧ブログより / ふたば塾 EE class パンフレット序文です ※2025年2月現在、パンフレットはお配りしておりません)
◇◇
◇◇
このページのいちばん上へ
トップページへ
|