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updated 2015.6.5
ふたば文庫について ― ふたば塾
◆読みたい本を無料で貸し出す「ふたば文庫」を設置しています。
すべての勉強の基本は「日本語の力」です。
興味をひかれる本を手に取って、読書を始めてみませんか。
小規模ですがいろいろな本を準備しています。
※文庫用の登録用紙に必要事項をお書きいただき、貸し出しカードをお作りした後、貸し出し可能となります。
<ふたば文庫 規約>
◆図書の貸し出しは1人1回3冊まで、貸し出し期間は2週間です。
◆図書の貸し出し・会員証発行(紛失の際の再発行含む)については無料です。
◆図書を汚損・破損・紛失した場合は、新本の購入費をご負担いただきます。
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本を寄贈いただきました
だいぶ前に寄贈いただいていたのですが、ご紹介が遅くなってしまいました。
大学時代の友人達が、当塾(ふたば文庫)に本を送ってくれました。
生徒達が読むのにちょうど良さそうというものから、より大人向けのもの、小さい子たち向けの絵本まで♪
友人達、ありがとう!
ブログでのご紹介が遅くなってごめんなさいm(_ _)m
ありがたく活用させていただきます☆
生徒の皆さん、ご家族の皆さん、どんどん借りてくださいね。
塾にお兄ちゃんお姉ちゃんを迎えに来た小さい子たちも、待っている間に絵本どんどん見てくださいな♪
(2014.5.3 旧ブログより)
本をご寄付いただきました
ふたば文庫の趣旨をご理解くださった方から、本のご寄付をいただきました。ありがとうございました! 大事に使わせていただきます。
『世界の中心で、愛をさけぶ』(片山恭一)
『バカの壁』(養老孟司)
など、ふたば文庫にて貸し出し予定です。
(2006.11.6 旧ブログより)
本を読むことのススメ
ふたば文庫開架にあたって、「なぜ本を読んでほしいのか?」ということについて、書いてみたいと思います。
皆さん、本、読んでますか?
なぜ大人は子供に、本を読め、本を読めと言うのでしょうか。
絵や図に頼らず、文字で書かれた文章のみを読み進めることによって、「想像力」が培われます。目に見えないものを思い描き、理解することができる力。思い描いたものをさらに発展させることができる力。それが想像力です。人生にいちばん必要なものだと言っても過言ではありません。
受験勉強や試験の問題を理解する時にももちろん必要ですが、それより後、大人になってから、人とつきあう時、仕事をする時、トラブルや悩みにぶち当たった時、絶対に必要だなと思うのが、想像力です。
私自身も大人になってから、このことをしみじみと痛感しています。想像力がないと、人の気持ちもわからないし、どうしたらもっとうまくできるのか、これからどうしたらいいのか、そういうことを思い描くこともできません。考えがすぐに行き詰まり、不安になってしまいます。それは大変、つらいことだと思います。
漫画が好きで、漫画ばかり読んでいる人へ。
漫画ばかりを読んでも、想像力はつきません。漫画は、絵ですべて説明してありますから、自分で想像する必要がないのです。登場人物の表情、動き、背景、すべてそこには絵で描いてありますね。だからわかりやすい反面、自分で考えて補う必要がないので、想像力を養うことにはならないのです。
漫画はダメだと言いたいのではありません。漫画にも素晴らしい作品はたくさんあります。私も、好きな漫画、すごいと思う漫画、自分を救ってくれた漫画、大切な漫画はいくつもあります。(個人的にひとつ挙げるとしたら、『風の谷のナウシカ』かな…。そのうち作品紹介を書きたいなと思っています。)
漫画が好きな人はぜひ、漫画ばかりを読まず、文字のみで書いてある本にも挑戦してみてください。まずは、自分の好きな漫画やアニメの「小説版」などから読んでみると、取りかかりやすいと思います。スタジオジブリのアニメ映画作品にはたいてい小説版がありますし、ガンダムシリーズなんかにも小説版がありますね。ジブリ作品の小説版は、ふたば文庫に何冊か揃えていますので(今のところ、『天空の城ラピュタ』『魔女の宅急便』『となりのトトロ』があります)、お近くの方はぜひ、借りに来てください。お待ちしています。
文字だけの本の中にも、面白い、忘れられない、人生が楽しくなる、人生で大切なものになる、そんな世界が広がっていますよ! それで想像力も鍛えられるなら、一石二鳥じゃないですか。お得です。どう考えてもお得です。
皆さん、ぜひ、自分にとって大事になる本を探してみてくださいね。
そして大人の方も、本を読みましょう。
子供は大人の背中を見て育ちます。本を読まない大人が「本を読め」と言っても、何の説得力もありません。
「忙しいから」。大人にありがちな言い訳ですね。うちの母は、仕事をしていた頃は、家に帰ってきてから夕食の後、テレビを見つつ編み物をしながら、本を読んでいました。子供心に、どれか1つにせんかい…ともちょっと思いましたが…私が本を読むようになったのは、そんな母の影響もあったと思います。
(2006.10.22 旧ブログより)
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